こんにちは、みかぽんママです。いつもご愛読ありがとうございます。
今日は少し重たい内容ですが、
「ペットを飼うということ」について改めて考えるきっかけとして、
我が家のポメラニアン・みかん(10歳)が亡くなるまでの治療費と保険についてお話しします。
治療費について
🕊みかんが旅立つまでの2週間
みかんは、エバンス症候群(※)という自己免疫が赤血球を攻撃する難病を発症してから亡くなるまでの約2週間(2025年5月19日〜6月1日)、毎日、懸命に治療を受け続けました。
※エバンス症候群は、自己免疫性溶血性貧血(IMHA)と免疫介在性血小板減少症(IMTP)が同時に発生する状態を指し、死亡率が高い病気であり、特に発症初期に死亡するケースが多いとされています。
その間、
- かかりつけの動物病院(通院 9日間)
- ER動物救急センター(入院 5日間)
で診てもらい、各種精密検査のほか、ステロイドや輸血などの治療を受けました。
最期まで頑張ってくれた、みかんの闘病記録は、別にまとめていますので、ご一読いただけますと幸いです。【追悼】みかんの闘病記録
💰かかった治療・入院費
治療費の合計は、約90万円でした。
自己免疫の暴走を抑制するために使用したステロイド等の免疫抑制剤が高額で、毎日使用し続けたため、治療費も高く付きました。また、ER動物救急センターは、24時間体制で獣医が常在しており、心強い一方で、その分、治療費は、町の動物病院の6倍以上かかりました。
内訳は、次のとおりです:
内容 | 日数など | 金額(概算) |
---|---|---|
通院(かかりつけ医) | 9日間 | 約20万円 |
入院(ER動物救急センター) | 5日間 | 約70万円 |
ペット葬儀(出棺・火葬・お骨上げ含む) | 1回 | 約6万円 |
合計 | – | 約96万円 |
🏥保険からの支払いと、実際の自己負担
みかんは、FPCペット保険に加入していました。
その結果:
- 治療費として 約13万円
- 入院費として 約12万円
合計 約25万円 が保険から支払われました。
つまり、自己負担額は約71万円ということになります。
🐾わたしが感じたこと
高額な治療費に対する思い
正直、ここまで治療費がかかるとは思っていませんでした。
冷静な判断ができていなかったのも事実です。
でも、「みかんにできる限りのことをしてあげたい」
という思いだけで動いていました。
最期を見送るのはとてもつらいことでしたが、手を尽くした結果なので、私には後悔はありません。
ただ、今回の経験を通して伝えたいことがあります。
📌「いのちを預かる」という覚悟
犬などのペットを飼うということは、
その子の一生に責任を持つということだと思います。
- 動物には人間と同じように「老い」と「病気」があります。
- そして、動物の医療費は人間のように保険でカバーされません。
- 「もしものとき」に備える経済的・精神的な覚悟が、飼い主には必要です。
これからペットを迎えようとしている方、
いま一緒に暮らしている愛犬・愛猫がいる方に、
少しでもこの経験が届いてくれたらうれしいです。
余談:📌保険って入るべき?
みかんの場合、FPC保険から25万円が支払われました。
正直、それでも十分とは言えない金額ですが、
「ないよりはずっとありがたかった」です。
ペット保険には年齢制限もありますし、
どこまでカバーされるかは保険会社やプランによって大きく異なるので、
ぜひ早いうちから検討することをおすすめします。
🌟保険の関連記事はこちら:うちはFPCに加入中!ペット保険の選び方と他社比較表まとめました🐶📋
🌈最後に
みかんが最期まで頑張ってくれた姿は、
今でも忘れられません。
また、みかんの闘病中、多くの方から励ましの声をいただいたり、急な呼び掛けにもかかわらず、輸血のドナー犬を提供してくださる飼い主様が現れたりと、犬のつながりによる人の縁、人のつながりによる犬の縁を改めて感じることができました。
この投稿が、皆さんの参考になればと思って書きました。
読んでくださって、ありがとうございました🙇♀️

コメント