今日はとても重たいご報告です。
結論からお伝えすると、みかんは入院することになりました。
🧪 血液検査の結果がこの9日間で最悪に…
今朝、かかりつけの動物病院で2日ぶりの血液検査を行いました。
その結果、以下のような非常に厳しい数値が出てしまいました。
- 🩸 PLT(血小板):0.1(※正常値 20~40)
- 🩸 PCV(赤血球容積):21.0(※正常値 37~55)
- 🔥 CRP(炎症の指標):5.6(※正常は0.7以下)
主治医の先生も、
「この9日間で最も悪い数値です」
とおっしゃっていました。
引き続き、ステロイドの投与を続けていく方針ではありますが、
ステロイドは内臓への負担も大きく、このままでは限界が近いように思えました。
💉 輸血の選択肢はもうない…ER病院へ
もう一度輸血ができないかと先生に相談したのですが、
ぽんずからの再輸血は短期間では不可能とのこと。
他のドナー犬もすぐには見つからないため、
主治医の先生が、先週も受診したER(救急)病院に紹介状を送ってくださり、
夜9時にER病院で再度診てもらえることになりました。
🚶♀️ 最後になるかもしれない散歩…
夜の受診を前に、
「もしかしたら、みかんが歩けるのはこれが最後かもしれない…」
そんな不安が頭をよぎりました。
ほんの短い距離でしたが、ぽんずと散歩に行きました。
みかんはよたよたと200mほど歩き、電信柱におしっこをしてくれました。
その姿を見て、涙が止まりませんでした。

🏥 ER病院での再検査と新たな治療方針
ER病院では、先週診てくださった先生が再び担当してくださいました。
かかりつけ病院からの引き継ぎ情報とあわせて、血液検査・超音波検査などを実施。
そして、次のことがわかりました:
- 腹水によるむくみがひどく、血液が薄まっている可能性あり
- 腸に炎症が見られる可能性あり
- 病名は「免疫介在性血小板減少症(IMT)」の可能性が高い
これは、免疫が血小板を誤って破壊してしまう病気です。
その結果、血小板が減り → 出血が増え → 赤血球が減るという悪循環が生まれ、
いくらステロイドを投与しても、出血を止めない限りは回復が難しいとのことでした。
🏥 新たな治療方針と入院へ
ER病院では、以下の新たな治療方針が立てられました。
- 腸などの炎症を抑え、まずは出血を止める
- ステロイドからシクロスポリン・免疫グロブリンに切り替えて免疫抑制
- 早期の再輸血
- 利尿剤で腹水を除去
これらを行うために、
少なくとも1週間以上の入院治療が必要とのことです。
先生は、
「稀に死に至る場合もありますが、順調なら日常生活を普通に送れるまで回復できます」
とおっしゃってくださいました。
🐾 みかんの命を信じて、託します
みかんの生命力を信じて、
そして、先生方の知識と技術を信じて、
今はただ、最善の治療を受けさせてあげることしか私にはできません。
みかん、がんばって――。
どうか皆さん、みかんに元気玉を送ってください。

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