呼吸器疾患を持つ愛犬の飼い主様は、心配や悩みが尽きないことと思います。我が家のポメラニアン・みかんも、生まれてからずっと咳に悩まされていました。何度も病院に通い、薬を変え、加湿器を使い、それでも「呼吸がつらそうな姿」を見るたびに、胸が苦しくなったのを覚えています。
本年6月1日に免疫の病気「エバンス症候群」で亡くなってしまいましたが、今でも後悔しているのは、*オーツーチャージ社のペット用酸素室を試してあげなかったこと。
「もっと楽に過ごせたかもしれない」「もっと長生きできたかもしれない」「苦しみを和らげてあげられたのでは」と、後になって知った酸素ケアの効果に心を締めつけられました。
我が家のポメラニアン・みかんの闘病記録:【闘病記録】愛犬ポメラニアンの命を奪ったエバンス症候群(免疫介在性溶血性貧血と血小板減少症の同時発症)
この記事では、犬の呼吸器や健康ケアに注目されているオーツーチャージ社のペット用酸素室について、仕組み・効果・費用・使い方まで、体験談も交えて詳しく解説します。
愛犬の呼吸が気になる方、「これ以上つらい思いをさせたくない」と願う飼い主さんに、ぜひ読んでいただきたい内容です。
オーツーチャージ社の公式ホームページ

オーツーチャージ社のペット用酸素室とは?犬の呼吸・健康ケアに注目される理由
呼吸器疾患や高齢犬のケアにおいて、いま注目されているのが「オーツーチャージ社」などのペット用酸素室です。
酸素濃度を高めた空間で過ごすことで、呼吸がしやすくなり、身体の負担が軽減されると言われています。
犬は体調不良を言葉で伝えられません。特に「呼吸が苦しい」状態は見逃されがちで、進行してから気づくケースも少なくありません。
そのため、酸素室は早めの在宅ケア・緊急対応の備えとしても活用されるようになっています。
オーツーチャージ・酸素室の基本と仕組み(O2機器の特徴)
酸素室は、専用の機械から高濃度の酸素をケージ内に供給する装置です。
通常の空気(酸素濃度21%)に比べ、酸素濃度を30〜40%以上に維持することで、体内への酸素取り込みをサポートします。
多くの機器では「酸素濃度の調整」「温度管理」「タイマー設定」などが可能で、初心者でも扱いやすい仕様になっています。
特に「オーツーチャージ社」などの業者は、ペット専用に安全設計されたモデルを提供しています。
犬の呼吸・健康改善に酸素が必要なシーン
酸素ケアが推奨される主なケースには、以下のような状況があります:
- 気管虚脱、慢性気管支炎などの呼吸器疾患
- 心臓病や肺水腫などの循環器疾患
- シニア犬や術後の回復サポート
- 発作や呼吸困難などの緊急時対応
我が家のポメラニアン・みかんもそうでしたが、「咳をする」「呼吸が早い」「ぐったりしている」といった症状が出ている場合は、酸素不足のサインかもしれません。
ペット用酸素室(オーツーチャージ社)の効果を徹底解説
実際の口コミ・評判でわかる効果と変化
口コミでは、次のような声が多く見られます:
- 「咳の回数が減って、呼吸がラクになった」
- 「ぐったりしていたのに、酸素室に入れたら動きが戻った」
- 「夜中の苦しそうな様子が改善されて、安心して眠れるように」
ただし、すべての犬に効果があるわけではないため、期待しすぎず様子を見ながらの利用が大切です。
犬にとってのメリット・健康維持のポイント
- 呼吸が安定し、心肺への負担が軽減
- 回復力が高まり、食欲や元気が戻る例も
- 酸素不足による二次的な症状(嘔吐・ふらつき)も予防
特にシニア犬や慢性疾患持ちの子にとって、酸素ケアは「延命」の意味ではなく、QOL(生活の質)を守る選択肢です。
呼吸・元気・健康状態への影響とは?
酸素濃度が足りないと、細胞が十分なエネルギーを得られず、全身の機能が低下します。
酸素室を使うことで、犬自身が「ラクになった」と感じ、眠りやすくなったり、食事をしっかり取れるようになった例も報告されています。
オーツーチャージ社ペット用酸素室の使い方と注意点完全ガイド
おすすめの使い方・長時間「入れっぱなし」はOK?
酸素室の基本的な使い方は、症状に応じて1回30分~数時間程度の利用が推奨されています。
ただし、重度の呼吸困難や高齢犬の場合、「入れっぱなし」の常時利用が必要になることもあります。
とはいえ、入れっぱなしにする際は注意が必要です:
- トイレの問題(酸素室内では排泄が困難)
- ストレスによる食欲減退や興奮
- 機器の酸素濃度・温度管理が不十分だと逆効果に
「寝るときだけ入れている」「日中は自由に過ごさせ、夜だけ酸素室」といったメリハリをつけた使い方も多くの飼い主さんに選ばれています。
酸素濃度・ケージの温度調整・専用機器の操作方法
酸素濃度は通常30〜40%程度が目安で、機器によって自動制御されるものが多いですが、環境によって変動するため、密閉度の高い専用ケージとの併用が推奨されます。
また、酸素室は密閉性が高いため熱がこもりやすく、温度・湿度の管理がとても重要です。
- 夏は冷房・換気対策を
- 冬は寒暖差による体調悪化に注意
- 必要に応じて「サーキュレーター」や「冷却シート」併用も◎
操作方法は基本的に「電源ON → 酸素供給開始」でシンプルですが、フィルター掃除や電源管理はこまめに行いましょう。
獣医師・専門家が語る注意点・ストレスや負担を軽減するコツ
- 酸素室は獣医師の判断を元に使用を開始するのが理想
- 犬によっては「密閉空間がストレス」になることも
- 初回は短時間からスタートし、慣れるまで見守ること
専門家は、「無理に入れず、安心できる環境での利用が効果を高める」としています。
お気に入りの毛布やおやつを入れて、安心できる空間づくりも忘れずに。
オーツーチャージ社の料金プラン概要
レンタルプラン(税込)
オーツーチャージでは、初期費用なしで以下の契約期間から選べます(モニターキャンペーン適用時に専用ケージが無料提供されるケースあり):
- 1ヶ月プラン:月額 ¥27,500(税込)
- 3ヶ月プラン:月額 ¥22,000(税込)
- 12ヶ月プラン:月額 ¥13,200(税込)
ケージ提供キャンペーン
- 専用ケージは無料(49,500円相当)※
※12ヶ月プラン契約+使用中の写真送付で無料提供(キャンペーン条件あり)
契約・解約条件・注意点
- 全プラン共通で初期費用=0円。契約金なし。
- 契約期間未満での返却でも、契約期間分のレンタル料が発生します。
- 解約時は、1ヶ月プラン:予約日の1週間前、3ヶ月・12ヶ月プラン:更新日の1ヶ月前に連絡が必要。以後は翌月分が請求されます。
- 返却時の送料・梱包資材は基本的に自己負担となります(梱包用箱の保管推奨)。
電気代・メンテナンス等の継続コスト
- 電気代の目安:
- 約 ¥12/時間 → 1日8時間使用で約 ¥96 → 月額で約 ¥2,880(税込)
- 1ヶ月フル稼働の場合は最大で約 ¥8,640/月 程度
- メンテナンス:
- フィルターやホースの定期掃除、パーツ点検・交換に対応
- 故障時には代替機の手配あり

導入・返却・解約の流れとトラブル回避のポイント
申し込みから設置までの手順と必要なもの
オーツーチャージ社のペット用酸素室の導入は、以下のようなステップで進みます:
- Webまたは電話で申し込み
- カウンセリングや見積もり(電話 or メール)
- 自宅に機器が配送され、設置説明
- 利用開始(即日使用可能な場合も)
事前に設置スペースの確保(1畳ほど)と電源の位置を確認しておきましょう。
返却・解約・返送時の注意点と対応方法
返却時の注意点:
- チューブやパーツの破損がないか確認
- 取扱説明書や付属品の同梱
- 梱包資材が再利用される場合も多い
解約は電話一本でスムーズに対応してくれる業者が多く、早めの連絡がトラブル防止になります。
トラブル時の業者サポート・電話連絡・ケア体制
深夜の故障やトラブル時はとても不安になるものですが、多くの業者は24時間対応の電話サポートを用意しています。
- 故障時にはすぐ代替機を手配
- 設置後の操作サポートも無料で対応
- ケージや装置に異常があった場合の交換対応も迅速
こうした体制があるかどうかは、業者選びの大きなポイントになります。
【体験レビュー】ペット用酸素室(オーツーチャージ社)
わんこの変化と飼い主目線のリアルな感想
実際にオーツーチャージ社の(ペット用酸素室)を使った飼い主さんたちからは、「本当に助かった」「もっと早く知っていれば」という声が多く寄せられています。
「心臓病を患っていたうちの子。呼吸が荒くなって慌ててレンタルしたところ、酸素室に入れて15分ほどで少し落ち着いたんです。食欲も出て、ぐったりしていたのがウソのようでした。」
(13歳 シーズーの飼い主)
「シニア期に入ってから咳が増えたポメラニアン。動物病院でも『酸素室があると安心ですよ』と言われ、試してみました。最初は警戒して入らなかったけど、慣れると自分から入って休むように。寝ている姿にホッとしました。」
このように、呼吸が落ち着くことで体力の回復にもつながったという実感が多数報告されています。
実際の変化がなかった・デメリット体験も公開
一方で、「思ったより変化を感じなかった」「合わなかった」という体験談もあります。
- 「呼吸が落ち着くどころか、閉じ込められた感覚がストレスだったようで出たがった」
- 「高額な費用に対して、期待した効果が出ず1週間で返却した」
このような声も決して少なくありません。すべての犬に効果があるわけではないこと、事前に獣医と相談して導入を検討することが大切です。
よくある質問(Q&A)と飼い主へのアドバイス
酸素室はどんな犬に必要?適用例と見極め方
酸素室が必要とされるのは、以下のような犬です:
- 慢性的な呼吸器疾患(気管虚脱・気管支炎など)
- 心臓病による肺水腫・呼吸困難
- 高齢犬で体力が低下している場合
- 発作や緊急時の応急処置として酸素が必要な場合
見極め方のひとつは、「明らかに呼吸が荒くなった/咳がひどい/元気がない」という状態。迷ったら、かかりつけの獣医師に「酸素ケアが必要かどうか」相談するのがベストです。
犬を酸素室に入れっぱなしにして大丈夫?
基本的には、「症状や目的による」とされています。
- 短期的(数時間)な使用で効果が出る場合もあれば、
- 重症の子は入れっぱなしで数日間の利用が必要な場合もあります。
ただし、入れっぱなしの際には次のような点に注意が必要です:
- 酸素濃度と温度管理をしっかり行うこと
- 水分補給・排泄のタイミングを見極めること
- 閉じ込めによるストレスを感じていないか観察すること
獣医師や経験者が答えるQ&A
Q. 酸素室が必要かわかりません。どう判断すれば?
→ 呼吸が荒い、咳が続く、横になっても休めないなどの症状がある場合は、獣医師に相談を。検査で酸素飽和度を測ってもらうと明確です。
Q. 家に酸素室を置くスペースがないのですが?
→ 小型犬用でコンパクトなモデルもあります。寝室やサークルに設置するケースも多いです。
Q. 使い方が難しそうで不安です。
→ 機器はボタン操作だけの簡単設計がほとんどです。業者が電話やLINEで操作サポートしてくれる場合もあります。
最後に:読者へのメッセージ
私自身、「酸素室なんて大げさかも」と思っていたひとりでした。
でも、大切な家族である愛犬が苦しむ姿を見るたびに、「もっと早く試してあげればよかった」と今も思い返します。
この記事が、飼い主様とわんちゃんにとって、少しでも「後悔しない選択」をするきっかけになれば幸いです。


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