2025年5月、我が家のポメラニアン・みかん(10歳)はエバンス症候群(免疫介在性溶血性貧血と免疫介在性血小板減少症の同時発症)という重い病気を発症しました。この記事は、発覚から13日間、当時リアルタイムで綴っていた闘病日記の全記録です。
同じ病気と向き合う飼い主さんが「他の家はどうだったのか」を時系列で追えるように、1本にまとめ直しました。病気の解説・治療の全体像は【闘病記録】エバンス症候群とは(総まとめ)を、治療にかかった費用は治療費の記録をご覧ください。
ご注意:本記事は一飼い主の記録です。愛犬に貧血のサイン(歯茎が白い、元気がない、血尿・血便など)がある場合は、すぐに動物病院を受診してください。エバンス症候群は進行が非常に速い病気です。
【1日目|5月20日】深刻な病気が発覚
今日は、我が家のポメラニアン・みかん(10歳)について、心配なお知らせです。
みかんはこれまで1日3回のごはんをいつも楽しみにしていて、食べ終わった後もお皿をペロペロ舐めるほど、食欲旺盛な元気っ子でした。
それが――
5月中旬ごろから、急にフードの食べが悪くなり、初めてごはんを残すようになったんです。
さらに、水を飲んだあとも吐き戻してしまうことが何度かあり、元気もなく、家の中ではぐったりと寝転んでいることが多くなってしまいました。
🏥 5月20日(月)病院での診察結果
「これは明らかにおかしい」と思い、かかりつけの動物病院へ。
診察と採血をしてもらったところ、以下の深刻な結果が出ました。
- 赤血球の減少
- 血小板の減少
- 炎症マーカーの上昇
この時点で先生からは、
「血栓症」または「免疫介在性溶血性貧血(IMHA)」の可能性があると伝えられました。

現在は、より詳細な血液検査の結果待ちで、
5月21日(火)に治療法がある病気かどうかがわかる予定です。
🐾 今できることは…
今はただ、
治療法があり、きちんと向き合える病気であることを願うばかりです。
みかんは本当に頑張り屋で、病院の検査のときもじっと我慢してくれました。
今はそっと休ませながら、できる限りのケアをしてあげています。
また明日以降、検査結果や今後の治療についても更新する予定です。
どうか、みかんに少しでも元気玉を送っていただけたら嬉しいです🍀
【2日目|5月20日】検査結果と今後の治療について
今日は、みかんの闘病生活・2日目についてのご報告です。
昨日の採血の結果、
・赤血球と血小板の減少
・炎症値の上昇
が見られ、**血栓症または免疫介在性貧血(IMHA)**の可能性があるとの見立てでした。
🏥 2025年5月21日(火)検査結果
今朝、改めて動物病院で血液検査を行った結果、数値がさらに悪化していて、先生からは、免疫介在性溶血性貧血(IMHA)である可能性が高いという診断が出ました。
IMHAは、自分の免疫が赤血球を壊してしまう病気で、回復するのが難しい病気ですが、わずかな可能性に賭けて、治療法として、今後毎日、ステロイド注射を打つことにになります。
本日も、ステロイド注射を打ってきました。みかんは、採血と注射にも、頑張って耐えてくれました。
正直、とても不安で胸がぎゅっと締め付けられるような気持ちですが、
とにかくステロイドが効いてほしいと願うのみです。
🐶 みかんの様子
家では、横になっている時間が多いものの、
これまでの食事制限を止め、美味しい缶詰や肉のお菓子をあげるようにしたところ、美味しそうに全部食べてくれました。
この病気は長期戦になることも多いと聞いていますが、
みかんが少しでも穏やかに過ごせるように、できることをひとつずつやっていこうと思っています。
🌸 応援ありがとうございます
これからも、みかんの様子や治療経過について、少しずつ投稿していきますので、
引き続き見守っていただけたら嬉しいです。
【3日目|5月21日】深夜の異変と希望の兆し
昨晩遅く、みかんのお腹を見ると、皮膚が真っ赤に変色していることに気がつきました。
「これは内臓からの大量出血かもしれない……」と、心配でたまらず、すぐに動物救急(ER)病院に電話し、深夜のうちに駆け込みました。
🏥 ERでの診断
診察の結果は、「**血小板減少症(免疫介在性溶血性貧血の一症状)**の疑い」。
血小板が極端に減少することで、体の内側で出血しやすくなっているとのことでした。
出血は内臓からではなく、血管が弱くなったことでの皮下出血と判明。
とにかく命に関わる急変ではなかったことに、少しだけホッとしました。
ERの先生からは、「このままかかりつけの先生の指示に従って、治療を継続してください」とのことで、午前2時に帰宅し、そのまま朝を迎えました。
🩺 午前中、かかりつけの病院での検査
絶望的な気持ちを抱えて病院へ向かいましたが、そこでうれしいニュースがありました。
なんと、血液の各項目に改善の兆しが見られたのです!
🔬 改善が見られた血液データ
- PCV(ヘマトクリット値):犬の基準値37~55
- 5/19(初日):31.5
- 5/20:26.5
- 5/21:25.7(下げ止まり!)
- CRP(C反応性たんぱく):犬の基準値<0.7
- 5/19:3.7
- 5/20:6.7
- 5/21:3.7(改善!)
担当の先生からは、
「ステロイド投薬などの治療が、しっかり効き始めていますね。輸血は回避できそうです」との言葉をいただきました。(PCV値が20を下回れば、「輸血」と言われてました)
🐾 安静に過ごすための工夫
帰宅後は、みかんの体にできるだけ負担がかからないよう、
折り畳み式のサークルを広げて、みかん専用の静かなスペースを確保しました。
出血のリスクがある今、なるべく動きを抑えて、安静にすごすことが何よりの治療です。

🍚 ご飯は完食!
幸い、食欲はあります。
ごはんもしっかり食べてくれたので、この病気と闘うエネルギーを、まだしっかり持ってくれていることに感謝です。
🕊 まだまだ予断は許しませんが…
もちろん、まだ安心できる段階ではありません。
でも、今日の数値改善は確かな前進。
毎日1万円以上の治療費の支払いが続いてますが、しばらく、血液検査と投薬のために動物病院に通う毎日が続きそうです。
【4日目|5月22日】血液の各数値がさらに改善
本日も、みかんを連れて動物病院に行ってきました。
主治医である院長先生は不在の日だったのですが、別の先生が丁寧に血液検査をしてくれました。
その結果…
なんと!昨日に続いて、血液の数値に改善が見られました!
🩸【血液検査の経過】
- PCV(血液中の赤血球の割合/犬の基準値:37~55)
5/19(初日):31.5
→ 5/20:26.5
→ 5/21:25.7(下げ止まり!)
→ 5/22:26.3(改善!) - CRP(炎症の程度を示す値/犬の基準値:<0.7)
5/19:3.7
→ 5/20:6.7
→ 5/21:3.7(改善!)
→ 5/22:2.3(さらに改善!)
もちろん、まだ血小板が体内にほとんどない状態なので、
お腹には赤い皮下出血の跡が痛々しく残ったままです。
明日以降も、血小板がゼロの状態が続けば、輸血も考えなければならないそうです。
それでも、治療が少しずつ効果を出してきている証拠が見えてきて、
わずかですが希望の光が差し込んできました。
🏥今日の治療内容
本日も、ステロイド等の注射をしてもらい、
自宅に戻ってからは、昨日と同様、折りたたみ式サークルの中で安静に過ごしています。
基本、横になっていることが多いですが、特に食事制限はなく、自力でお水を飲んだり、ご飯やおやつを食べることができています。
🧺おまけ:使っている「折りたたみサークル」が本当に便利!
昨日の投稿でも少しご紹介しましたが、
このサークル、闘病中や静養時だけでなく、
- 子犬の留守番時
- シャンプー後のドライヤータイム
- 来客中の一時避難スペース
…など、いろんな場面で使えてとっても便利です!

使わないときは折りたたんでスリムに収納できるのもポイント。
スペースの限られた我が家でも、負担なく使えて重宝しています。
📦▶️
明日も引き続き、病院へ通う予定です。
少しずつでいいから、回復へと向かっていけますように。
頑張れ、みかん。
【5日目|5月23日】同居犬トイプードルからの輸血
こんにちは。みかぽんママです。
本日も、みかんの様子を記録しておこうと思います。
今日で闘病生活5日目。改善の兆しが見えていた血液検査の数値に、小さな希望を抱いて病院へ向かいました。
しかし、待っていたのは厳しい現実でした。
血液検査の結果、改善していたのはCRP(炎症反応の数値)のみで、
他の数値は再び悪化。特に深刻だったのが血小板の数値で、体内から完全に失われている状態になってしまいました。
先生から告げられたのは、
「今すぐ輸血しなければ命に関わる」という言葉でした。
🩸緊急輸血が必要に。そして、白羽の矢が立ったのは…
輸血の必要量はおよそ40ml。
すぐに供血犬(輸血用の犬)を見つけるのは、想像以上に難しいそうです。
そこで、白羽の矢が立ったのが――ペアの**ぽんず(トイプードル)**でした。
犬の場合、初回の輸血に限っては血液型が合わなくても輸血ができるとのことで、
家族として一緒に暮らしているぽんずにお願いすることに。
みかんとぽんず、2頭とも動物病院に預けて、私は一旦帰宅しましたが、
その間、ずっと祈るような気持ちで、ただ時間が過ぎるのを待っていました。
🐶ぽんずとの出会いを、今あらためて思い出す
少しだけ昔話をさせてください。
みかんを家族に迎えて1年後のこと、
「みかんに相性の良いペアを」と思って、みかんを連れてペットショップに行きました。
そこで出会ったのがぽんず。
当時8か月で“売れ残り”となってしまっていたぽんずは、ショーケースにも入れてもらえず、
通路に置かれた小さなケージに入っていました。
どんな高額な子犬よりも、みかんはぽんずを選びました。
その気持ちを尊重して、私たちはぽんずを家族に迎えることにしたのです。
もしかしたら――
あのとき、みかんがぽんずを助けた命だったのかもしれません。
そして今度は、ぽんずがみかんを助ける番なのかもしれません。
📞そして夜、病院からの電話
夕方、病院から「無事に輸血が終わりました」と連絡があり、
2頭を迎えに行きました。
帰宅したみかんとぽんずは、クレートの中でぐったりと休んでいます。
本当に、本当によく頑張ったね。


通気性がよく、静かに休める空間で、我が家でも重宝しています。
👉購入はこちら
明日、血液検査で輸血の効果が出ているかを確認します。
引き続き、病院通いは続きますが、今日はぽんずに心からありがとうを伝えたい日でした。
みかんの闘病記は、心が折れそうな時もありますが、
こうして書くことで、気持ちの整理がついている気がします。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
皆さんの小さな「応援」が、きっとみかんの力になります。
明日も、いい報告ができるように祈りながら過ごします。
【6日目|5月24日】一喜一憂の日々
今日は、みかんの闘病生活6日目のご報告です。
昨日、ぽんず(トイプードル)からもらった輸血の効果を期待して、朝から病院に行ってきました。
嬉しいことに、先生からは「ぽんずからの輸血(40cc)の効果が、予想以上に良かった」とのお言葉をいただきました✨
赤血球とヘモグロビンの数値も改善していて、一番大事な「ヘマトクリット(PCV)」(※犬の基準値は37~55)が、
前日:23.3 → 本日:31.1 にまで回復していました!🐶💪
ただ…まだ安心はできません。
血小板の数値(※基準値:20~40)は、依然としてかなり低く、
昨日:0 → 本日:0.2 という、ほんのわずかな改善にとどまっています。
お腹一面には皮下出血も広がっていて、見ているだけで胸が痛みます。
それでも、みかんはがんばっています。
今日もステロイドの注射をしてもらって帰宅。
さすがに連日の病院通いで疲れているのか、大好きだったごはんも、今は私の手のひらにのせないと食べません…。
🏠 みかんの療養スペースについて
先日も少し紹介しましたが、今のみかんには、安静第一の環境が必要です。
そこで活躍しているのがこちら👇
🐶【折りたたみペットサークル】
このサークルは、普段は折りたたんでしまっておけて、必要なときだけ広げられるのでとても便利です。
子犬の留守番や、シャンプー後のドライヤータイムなど、いろいろ使えますよ。
🏥 明日もがんばろうね
明日は日曜日ですが、主治医の先生が特別に出勤してくださるとのことで、ステロイド投薬のため病院へ行く予定です。
心強い先生と、命をつないでくれたぽんず、
そして、応援してくれる皆さまに感謝を込めて…。
明日もまた、みかんと一緒にがんばります。
【7日目|5月25日】希望の光が
今朝も、みかん(ポメラニアン、10歳♂)を連れて動物病院へ行ってきました。
日曜日で本来は休診日ですが、主治医の先生が特別に出勤してくださって、検査と治療をしていただけることに。本当に感謝しかありません…。
連日の通院で、みかんもかなり疲れている様子。
今日は、ぽんず(トイプードル、10歳♂)の散歩を兼ねて、ペットカートに乗せて連れて行きましたが、カートの中では、ほとんど動かずじっと過ごしていました。

🧺 ちなみに、今使っているこのカートは、2階建てで、2頭買いの場合、移動時のストレスが少なくてとてもおすすめです。ただし、カナダ在住時に購入したもので、日本で見つけることができませんでした💦🙇ここでは類似品をご紹介させていただきます。
➡️ ペットカートおすすめ5選|電車・JRで使う分離型の選び方
※折りたたみできて収納も楽ちん!
リンク
🩺 検査結果について
今日は、ステロイドの継続投与に加え、血液検査、エコー検査をしていただきました。
血液検査の結果、炎症の程度を示すCRPの値(犬の基準値<0.7)が、0.6になり、闘病が始まってから、初めて基準値をクリアしました。そのほかの数値は、前日からほぼ横ばいで、悪化はしていませんでした。
エコー検査では、皮下出血の範囲が小さくなっており、良い傾向とのことでした😊まだまだ予断は許されませんが、ぽんずからの輸血のおかげで、ようやく希望の光が差し込んできた感じがします😀
📊 検査結果の推移(参考)
| 日付 (2025年) |
PCV (血液中の赤血球の割合) 【基準値:37~55】 |
血小板 【基準値:20~40】 |
CRP (炎症の程度を示す値) 【基準値:<0.7】 |
|---|---|---|---|
| 4/9(健康診断時) | 46.1 | 24.1 | 未測定 |
| 5/19(1日目) | 31.5 | 0.9 | 3.7 |
| 5/20(2日目) | 26.5 | 0.6 | 6.7 |
| 5/21(3日目) | 25.7 | 0.0 | 3.7 |
| 5/22(4日目) | 26.3 | 0.0 | 2.3 |
| 5/23(5日目) | 23.3 | 0.0 | 1.5 |
| 5/24(6日目)輸血後 | 31.1 | 0.2 | 1.7 |
| 5/25(7日目) | 30.5 | 0.3 | 0.6 |
PCV(赤血球)やCRP(炎症)は良くなってきているのですが、血小板はまだまだ基準値に届いていません。
ただ、先生いわく「ここ数日は、輸血とステロイドの効果が出るまでの耐える期間。焦らず、安静第一で見守りましょう」とのことでした。
🏠 今日の療養生活
帰宅後は、昨日より、家の中をうろつくことができるようになり、やや元気を取り戻したような気がします。
ごはんも、9割ほど自分で食べることができるようになりました。残りは、手のひらに乗せると食べてくれています。食欲が戻ってきているのが救いです。
皮下出血はまだありますが、これ以上広がらないよう、引き続きサークルの中で安静生活を送ってもらっています。
🐶【使っているサークルはこちら】
折りたたみ式で場所をとらず便利!
➡️
リンク
🙏さいごに
みかんが元気になるその日まで、できる限りのことをしていきます。
応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。
また明日も、みかんと一緒に前を向いてがんばります🐾✨
【8日目|5月26日】今度は咳が悪化
今日で、みかんの闘病生活も8日目となりました。
今朝も、いつものように動物病院に行ってきました。
先生からは、
「昨日の血液検査の結果を踏まえると、状態は落ち着いている」
とのことで、今日は血液検査は行わず、ステロイドなどの注射治療のみを受けて帰宅しました。
🩺 咳と食欲不振…新たな心配
しかし、新たな課題も出てきました。
みかんはもともと喉や気管支が弱く、咳をしやすい体質でしたが、
今回の病気を患ってから、さらにひどくなり、5/23の輸血後から毎日咳止めの注射を打ってもらっていました。
ただ、この注射が高額なため、昨日から先生のご厚意で飲み薬に切り替えてみたところ…
😢 ご飯も水も受け付けず…
今朝から、みかんがご飯も水も全く口にしなくなってしまったのです。
明らかに、飲み薬の副作用による食欲不振でした。
このままでは体力が落ちてしまう…と不安になり、
先生に相談して、本日から再び注射に切り替えていただきました。
すると――
😊 夜には少しずつ元気が戻ってきました!
注射の効果があったのか、
夜には、いつものフードを少しずつ食べてくれるようになりました!
水も自分から飲んでくれて、本当にホッとしました。
頑張ったご褒美に、
大好きな「ちゅーるごはん」をあげると、喜んでペロリ♪
久々に見せてくれた食いしん坊な姿に、涙が出そうになりました。
👉 「ちゅーるごはん」はこちら
🐾 明日も通院。みかん、がんばろうね
明日で通院も9日連続になります。
みかんは本当によく頑張ってくれています。
咳や皮下出血など、まだまだ不安な症状は続いていますが、
少しでも前向きな変化が見られると、私も勇気をもらえます。
みかんと一緒に、明日もまた病院に行ってきます。
引き続き、応援していただけると嬉しいです。
🐶 みかんの回復サポートに役立ったアイテム紹介
- 🛏 安静に過ごせる折りたたみサークル
➡️
- 🐾 移動時も安心なソフトクレート
➡️
- 🍚 食欲が落ちた時の強い味方:高栄養ちゅーる
➡️
【9日目|5月28日】ついに入院へ
今日はとても重たいご報告です。
結論からお伝えすると、みかんは入院することになりました。
🧪 血液検査の結果がこの9日間で最悪に…
今朝、かかりつけの動物病院で2日ぶりの血液検査を行いました。
その結果、以下のような非常に厳しい数値が出てしまいました。
- 🩸 PLT(血小板):0.1(※正常値 20~40)
- 🩸 PCV(赤血球容積):21.0(※正常値 37~55)
- 🔥 CRP(炎症の指標):5.6(※正常は0.7以下)
主治医の先生も、
「この9日間で最も悪い数値です」
とおっしゃっていました。
引き続き、ステロイドの投与を続けていく方針ではありますが、
ステロイドは内臓への負担も大きく、このままでは限界が近いように思えました。
💉 輸血の選択肢はもうない…ER病院へ
もう一度輸血ができないかと先生に相談したのですが、
ぽんずからの再輸血は短期間では不可能とのこと。
他のドナー犬もすぐには見つからないため、
主治医の先生が、先週も受診したER(救急)病院に紹介状を送ってくださり、
夜9時にER病院で再度診てもらえることになりました。
🚶♀️ 最後になるかもしれない散歩…
夜の受診を前に、
「もしかしたら、みかんが歩けるのはこれが最後かもしれない…」
そんな不安が頭をよぎりました。
ほんの短い距離でしたが、ぽんずと散歩に行きました。
みかんはよたよたと200mほど歩き、電信柱におしっこをしてくれました。
その姿を見て、涙が止まりませんでした。

🏥 ER病院での再検査と新たな治療方針
ER病院では、先週診てくださった先生が再び担当してくださいました。
かかりつけ病院からの引き継ぎ情報とあわせて、血液検査・超音波検査などを実施。
そして、次のことがわかりました:
- 腹水によるむくみがひどく、血液が薄まっている可能性あり
- 腸に炎症が見られる可能性あり
- 病名は「免疫介在性血小板減少症(IMT)」の可能性が高い
これは、免疫が血小板を誤って破壊してしまう病気です。
その結果、血小板が減り → 出血が増え → 赤血球が減るという悪循環が生まれ、
いくらステロイドを投与しても、出血を止めない限りは回復が難しいとのことでした。
🏥 新たな治療方針と入院へ
ER病院では、以下の新たな治療方針が立てられました。
- 腸などの炎症を抑え、まずは出血を止める
- ステロイドからシクロスポリン・免疫グロブリンに切り替えて免疫抑制
- 早期の再輸血
- 利尿剤で腹水を除去
これらを行うために、
少なくとも1週間以上の入院治療が必要とのことです。
先生は、
「稀に死に至る場合もありますが、順調なら日常生活を普通に送れるまで回復できます」
とおっしゃってくださいました。
🐾 みかんの命を信じて、託します
みかんの生命力を信じて、
そして、先生方の知識と技術を信じて、
今はただ、最善の治療を受けさせてあげることしか私にはできません。
みかん、がんばって――。
どうか皆さん、みかんに元気玉を送ってください。
【10日目・入院1日目|5月28日】みかんの生い立ちとともに
今日で、闘病生活も10日目になりました。
今はER動物救急センターに入院しているみかん。
さきほど病院に電話して様子を確認しました。
🏥 輸血と肺の状態について
本日は昼頃に輸血が行われ、
その後は先生方がみかんの体調を慎重に見守ってくださっているとのことでした。
ただ、一番大切な血小板の数値は、改善しておらず、ゼロに近い状態だそうです。
さらに、気になるのは「肺の一部が白くなっている」という点です。
明日には肺炎の治療も始める予定とのことで、
心配は尽きません。
面会ができない中、電話でしか様子が分からないもどかしさもありますが、
今はただ、先生方に託してみかんの回復を願うしかありません。
🧡 今日は、みかんの生い立ちを少しだけご紹介します
みかんは、2014年7月16日、大阪府松原市で誕生しました。
4頭生まれたうちの2番目の子。
それから約2か月後の9月6日、当時、大阪に住んでいた私は、
大阪市内のホームセンターにあるペットショップで
初めてみかんと出会いました。
その瞬間、一目惚れ。
白くて、小さくて、ふわふわで、ちょこんとこちらを見つめるみかんの姿に、
「この子を家族にしたい」と、心から思いました。

😢 迎えた翌日、咳がひどくて…
しかし、みかんを迎えた翌日、咳がひどく、
ペットショップに相談した結果、いったんお店に戻して治療を受けることに。
ところが数日後の夜、ふと心配になって電話をかけると――
誰も出ず、お店には人の気配もない。
不安になってお店のあるビルの警備員さんに相談し、
ペットショップの責任者を呼び出してもらいました。
そして、夜中にみかんを引き取りに行ったのです。
あの時のみかんの小さな身体と、
心細そうな表情は、今でも忘れられません。
💊 その後の治療と、今につながる「気管の弱さ」
その後は、近所の動物病院でしっかりと治療を受けて、
無事に回復してくれました。
それでもやはり、みかんは気管が弱く、咳が出やすい体質だったようで、
小さな頃から、咳と付き合いながら生活してきました。
🌈 今もがんばってるみかんに、心からのエールを
今、入院先の病院で必死にがんばってくれているみかん。
10年間ずっと一緒にいてくれた、かけがえのない家族です。
どうか、今回も乗り越えてくれますように。
そして、また一緒にお散歩できる日が来ますように。
また明日も、経過をご報告できたらと思います🍀
なお、相方の二男ぽんず(トイプードル)は、我が家の番犬として頑張ってくれています😊

【11日目・入院2日目|5月29日】
今朝、ER動物救急センターの主治医の先生からお電話をいただき、みかんの状態について説明がありました。
アナフィラキシーショック(輸血に対する重い副反応)を避けるため、輸血は一度に大量に入れず、少しずつ毎日分けて行っているそうです。そのため、血液検査の数値には大きな変化は見られず、血小板も依然としてゼロに近い状態が続いています。
昨日「肺が白くなっている」と言われていた件については、幸いにも今のところ大きな心配はないとのことで、少しホッとしました。
ただ、腹水がたまっている原因については、どうやら膵臓(すいぞう)の状態がよくないことが影響している可能性が高いそうで、こちらは深刻な状況のように感じました。
みかんが、とても元気な姿に戻るとは思えず、悲観的になってしまいます。
本当は、みかんに会いに行きたくてたまりません。連れて帰りたくて、ぎゅっと抱きしめたくて仕方ありません。でも、みかんが「おうちに帰れる」と勘違いしてしまい、その後また病院に戻されてショックを受けてしまうかもしれない……そう思うと、今は我慢するしかないのです(正直、耐えるのがつらいです)。
【号外|5月30日】緊急輸血のご協力のお願い
愛犬みかん(ポメラニアン・10歳・オス)を助けてください
現在、うちの愛犬みかんは「免疫介在性血小板減少症」と診断され、消化管からの出血が止まらず、命の危機に瀕しています。
治療のためには、他の健康な犬からの全血輸血がどうしても必要です。
つきましては、下記の条件に該当するワンちゃんの飼い主さまに、緊急でご協力をお願いしております。
心からのお願いです。どうか、みかんを助けていただけませんか?
【ご協力いただきたい条件】
- 東京都府中市の「ER動物救急センター府中」まで来院可能な方(送迎も可能です)
- 比較的若い犬(8歳以下)
- 体重が10kg以上
- 狂犬病および混合ワクチン接種済
- ノミ・ダニの駆除対策済
- (メスの場合)妊娠・出産歴がないこと
- おとなしい性格(場合により鎮静剤を使用する可能性があります)
【お願いしたいこと】
- 獣医師のもとで血液検査の上、健康状態を確認した上での採血となります
- 犬の身体への負担を最小限にするよう十分に配慮されます
- ご協力いただいた方には、謝礼やお礼の品等もご相談させてください
ご協力いただける方・または情報を提供していただける方は、どうかご連絡をお願いいたします。
また、この投稿の拡散・シェアも大歓迎です!
みかんは、毎日病気と闘っています。小さな命を救うために、皆さまのお力をお貸しください。
どうか、どうかよろしくお願いいたします。
【12日目・入院3日目|5月31日】ドナー犬募集の夜
こんにちは。みかぽんママです。これまで、愛犬みかん(ポメラニアン、10歳、雄)の闘病記録を読んでいただいてありがとうございます。
今、みかんが闘っている病気について、少しでも皆さんのお役に立つことができればと思い、このブログで記録しています。
昨晩5月30日(金)の夜、ER動物救急センター府中で、主治医の先生からみかんの現在の状態について説明を受けました。
結論からお伝えすると、予後が見通せず、結構厳しい状況だそうです。
■ 現在の問題点は4つあります
- 貧血の悪化
- 消化管からの出血が止まらない疑い
- 膵炎(すいえん)の疑い
- 胃腸の機能停止による絶食状態
中でも、特に深刻なのが **1と2の「貧血と消化管出血」**です。
いくら免疫抑制剤を投与しても、出血が続くことで赤血球も血小板も増えず、悪循環に陥っているというのです。
■ 最優先は「出血を止めること」
先生によれば、まず何よりも 出血を止めることが命をつなぐ最重要課題だとのことでした。
そのためには、新鮮な血小板が必要であり、生きたドナー犬からの全血輸血が欠かせません。
しかし、病院には現在ドナー犬が確保できておらず、
「飼い主さんからもドナー犬を探してほしい」とお願いされました。
■ 輸血以外の治療について
現在、以下の治療が並行して行われています:
- ステロイドによる副作用を避け、シクロスポリンと免疫グロブリンで免疫抑制
- すい炎に対する抗炎症薬の投与
- 胃腸が動かないため、点滴による栄養・水分補給
それでも、根本の「出血」が止まらない限り、どの数値も改善しない状況が続いています。
■ 深夜の決断:ドナー犬を探す
昨晩、先生から説明を受けたあと、私が今すぐできることは「血を分けてくれるワンちゃんを探すこと」しかありませんでした。
深夜ではありましたが、このブログとSNSを通じて、緊急でドナー犬になってくれる方を募集する投稿を行ったのです。
続きは、次回のブログで……
【続報|5月31日】ドナー犬が見つかりました
昨晩、闘病中のポメラニアン・みかんの貧血がひどくなり、緊急輸血が必要となったため、ドナー犬の協力を呼び掛けさせていただきましたが、おかげさまで、輸血に協力していただける飼い主様を見つけることができました。本当にご協力ありがとうございました。
本日、輸血しますが、これでみかんが回復することを祈るばかりです。
📖 関連記事
- 緊急輸血のお願い
- 闘病12日目・ドナー犬募集の夜
- エバンス症候群・闘病記録まとめ
【13日目・入院4日目|6月1日】奇跡のような出会い
こんにちは。みかぽんママです。
昨日(の様子はこちら👇
昨晩(5月30日)、私は半ば諦めながらも、ブログやSNS、とあるコミュニティのチャットを通じて、**みかんの命を救うための「ドナー犬の募集」**を呼びかけました。
正直なところ、「見ず知らずの人が、自分の大切な犬を他人の犬のために差し出してくれるなんて…」と、望みは薄いと思っていました。
しかし今朝(5月31日)、信じられないことが起こりました。
■ 1通のメールが、希望をくれた
スマホのメール着信音が鳴り、ふと画面を見ると、条件に合うドナー犬を提供したいという飼い主様からのメッセージが届いていたのです。
すぐにやり取りをさせていただき、病院に連絡したところ、本日正午に受け入れ可能とのこと。
飼い主様にもご快諾いただき、急きょ、動物病院で合流することとなりました。
■ 輸血までの流れと緊張の1時間
病院で飼い主様とお会いし、先生からの説明を受けたあと、
まずはドナー犬の血液検査と、みかんへの適合検査が行われました。
いくら条件に合ったワンちゃんでも、血液が適合しなければ輸血は不可能です。
検査結果が出るまでの約1時間、ただ祈るしかありませんでした。
■ 適合判定、そして命をつなぐ輸血が実現
結果は――「適合」。
その瞬間、涙が出そうになりました。
そして、ドナー犬から100ccの貴重な血液を提供していただき、
午後から約8時間かけて、みかんへの輸血が行われました。
拒絶反応が出ないかを慎重に見ながら、ゆっくりと進められた輸血。
幸いにも無事完了し、みかんの血液の数値は改善、貧血を脱し、安定状態になったそうです。
■ 内視鏡検査とCTも実施、重大な病変はなし
さらにこの安定したタイミングを逃さず、
出血リスクのために延期されていた胃腸の内視鏡検査とCT検査も実施されました。
結果としては、大出血を起こすような腫瘍・潰瘍・ポリープなどは見つからず、
この点に関しては本当に安堵しています。
■ 感謝の気持ちを込めて
何よりもまず、命を分けてくださったドナー犬とその飼い主様に、心より感謝申し上げます。
言葉では言い表せないほど、尊いご厚意でした。
みかんの命をつないでくださった恩人です。
明朝、改めて主治医の先生からの説明を受け、今後の方針を決めていく予定です。
まだまだ予断を許さない状況ではありますが、今日という一日は、小さな希望の光を感じることができた日でした。
この記録のあとに
この13日目の日記が、みかんの最後の闘病記録になりました。旅立ちのご報告と、支えてくださった皆さまへの感謝は、以下の記事に綴っています。
この記事を書いた人
関連記事
- メニュー
- プライバシーポリシー&免責事項


コメント